TIA事業リポート
11月
みんなの防災教室
11月18日(土) 鹿沼市菊沢コミュニティーセンター
共催:鹿沼市・鹿沼市国際交流協会
協力:栃木県防災士会
地震や台風などの災害に備えて防災について学ぶ防災教室を実施し、5か国16名の外国人と8名の日本人の計 24 名が参加しました。
前半は、 参加者が日本人と外国人の4つのグループに分かれて、講義形式でTIA 職員が日本の災害や避難所について「やさしい日本語」で説明し、TIA 外国人キーパーソンの鹿沼市在住のロレイン ガリャルドさん(フィリピン出身)が、地震や大雨の時など自ら体験したことを振り返り、日ごろからの防災への準備についてのアドバイスをしました。その後、防災士が手伝いながら、防災マップを使って参加者が自宅の近くの避難所探しも行いました。
後半は防災士と鹿沼市国際交流協会職員が非常食の説明のあと、各グループでブルーシートの上で、防災士の人に教わりながら、新聞紙を使ったスリッパを作り、アルファ米を使った炊き込みご飯とドライ野菜の味噌汁の試食もしました。
最後に、参加者に非常食が配られました。参加者からは、「初めて防災教室に参加したが大変勉強になった」、「今後、災害が起きた時に今日学んだことを役立てたい」などの感想もありました。


とちぎ外国人材活用促進協議会 製造業部会主催 外国人材活用促進セミナー
11月10日(金) とちぎ国際交流センター
今年、国において「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議」が幾度か開かれており、技能実習制度を発展的に解消し、新たな制度創設に向けて動き出していることから、第1部は、新たな制度の「最終報告書たたき台」におけるポイントを株式会社ワールディングの池邊正一朗氏に解説いただきました。
また、第2部は、長期就業のための取組、育成、評価制度等についての意見を交すトークセッションとして、技能実習生110名を受入れている日清医療食品株式会社ヘルスケアフードファクトリー関東の工場長松田靖史氏とコーディネータ役の池邊氏にお話しいただきました。


社会体験学習で中学生1名を受入れ
11月14日(火)~17日(金) とちぎ国際交流センター
宇都宮東高等学校附属中学校2年の岡本健(おかもと たける)さんが、TIAで4日間、社会体験学習を行いました。
岡本さんは、「やさしい日本語」について学んだあと、センター内の掲示物の中からいくつかを選んで、「やさしい日本語」に書き換えて表示しました。また、TIAが実施するイベント「みんなの防災教室」の配布物の用意などを手伝ったり、センターの交流ラウンジに毎年設置するクリスマス・ツリーの飾り付けを行いました。
その他、外国語担当(ポルトガル語、スペイン語、中国語、ネパール語、シンハラ語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、英語)の相談員から、相談業務や外国文化などについて教わりました。


TIAランチタイム・コンサート 「フランス語で歌うシャンソン・デュオ」
11月4日(土) とちぎ国際交流センター
音楽を通して国際理解を深める「TIAランチタイム・コンサート~フランス語で歌うシャンソン・デュオ」を、フランス・ヴォークリューズ県と交流活動を行っている「とちぎ・プロヴァンス協会」と共催で実施し、78名が参加しました。
演奏者は、アコーディオンの野中英士氏とギター・ヴォーカルの高橋一徳氏によるシャンソン・デュオ「Les Deux Chevaux(レ・ドゥー・シュヴォー)」。お二人は「とちぎ・プロヴァンス協会」の会員でもあり、ヴォークリューズ県との交流事業で現地で演奏した経験があります。
「シェルブールの雨傘」、「すみれの花咲く頃」、「枯葉」、「パリの屋根の下」、「愛の讃歌」などシャンソンの名曲10曲を披露しました。
アンコールでは「オー・シャンゼリゼ」を演奏し、会場の皆さんもサビの部分を一緒に楽しく歌いました!

