TIA事業リポート
3月
TIAランチタイム・コンサート 「世界を繋ぐ、音楽で旅する~フルート&エレクトーン」
3月15日(土) とちぎ国際交流センター
音楽を通して国際理解を深めるTIAランチタイム・コンサート「世界を繋ぐ、音楽で旅する~フルート&エレクトーン」を、栃木県の友好交流県であるフランス・ヴォークリューズ県と交流活動を行っている「とちぎ・プロヴァンス協会」と共催で実施し、72名が来場しました。
演奏者は、フルートの栗田智水さん(とちぎ・プロヴァンス協会会員)とエレクトーンの井上智美さんによるユニット「Tomo2Concerto(トモズコンチェルト)」のお二人。“音楽で旅する”をテーマに、日本の春メドレー、くるみ割り人形より花のワルツ(ロシア)、アルルの女よりメヌエット(フランス)、ムーンリバー(アメリカ)、リベルタンゴ(アルゼンチン)などアンコール曲の「花は咲く」を含む計9曲を披露しました。
演奏曲のひとつ「3月9日」(レミオロメン)では、TIA職員2名も友情出演し、フルートとビオラでコラボ演奏しました。


JICA海外協力隊 活動報告会inとちぎ
3月8日(土) とちぎ国際交流センター
栃木県出身のJICA 海外協力隊OV及び現地で活動中の協力隊員が活動内容などを紹介する「JICA海外協力隊 活動報告会inとちぎ」をJICA筑波とTIAの共催で実施し、14名が参加しました。
今回のテーマは「アフリカ」。発表者は、青年海外協力隊2014年度1次隊としてケニアに派遣された三関理紗さん(佐野市出身)、2022年度4次隊として2025年4月までマダガスカルに派遣されている舘野眞歩さん(野木町出身)の2名で、職種は「コミュニティ開発」です。
三関さんは、「ケニアで人生が変わる!」というタイトルで、ケニアの南ニエリ児童局での活動内容について発表し、現地滞在で感じた言葉の壁や文化の壁をどのように克服したか、また、異なる文化や価値観の中で生活することで気づかされたことなどを話しました。
一方、マダガスカルからオンラインで参加した舘野さんは、農村地域における調査、農畜産技術向上、農民の生活改善などの活動内容について報告しました。また現地で良く食される料理や市民の交通手段、農民の生活や仕事の様子、マダガスカルの自然なども紹介しました。
後半は、田島JICA栃木デスクがコーディネーター、三関さんと舘野さんがパネリストとなってパネルトークです。「協力隊に参加するために大学でどの学部を選べばよいのか?」、「どうしてその国を選んだか?」、「任地先の生活等で大変だったことは?」、「協力隊に参加して自分が変わったことは?」、「ケニアやマダガスカルに行って後悔したことはあったか?」などの質問に答えました。
報告会を聞き終えた参加者からは、「詳しい体験談を聞くことができて海外協力隊に対するあこがれがより一層強まりました」、「パネルトークがとても学びある時間でした。ますますアフリカや海外協力隊についての興味が広がりました」などの感想がありました。

