TIA事業リポート
6月
済生会宇都宮病院看護専門学校「地域・在宅看護論フィールドワーク」に協力しました
6月23日(火) とちぎ国際交流センター
昨年に引き続き、看護師を目指す済生会宇都宮病院看護専門学校の1年生5名を受け入れました。
当協会の概要や、外国人とのコミュニケーションに役立つ「やさしい日本語」、外国人向け相談窓口である「とちぎ外国人相談サポートセンター」について紹介しました。
その後、日本語を話せない外国人住民が来院した場合を想定し、翻訳ツールを使用した患者との対話を体験してもらいました。学生たちは、どのように話している言語を特定し、症状を聞き取るかについて試行錯誤しながら取り組み、日本で長く生活する外国人ならではの言葉遣いによって翻訳ツールに誤訳が生じることを実際に体験しました。
また、ブラジル出身の相談員から、日本との文化や習慣の違いについて学ぶ機会も設けました。
学生たちは、普段接する機会の少ない外国人住民の思いや体験談に触れることで、日本で暮らす外国人をより身近な存在として感じられたようです。
今回のフィールドワークを通して、翻訳ツールに頼るだけではなく、相手に伝わりやすい言葉を選び、想像力を働かせながらコミュニケーションを取ることの大切さや、日本の文化や習慣が必ずしも当たり前ではないことに気付いたようでした。
今回の学びが、将来、多様な背景を持つ患者に寄り添う看護の実践につながることを期待しています。
▲ブラジル人相談員と翻訳ツールを活用したロールプレイ
宇都宮市立陽東中学校生徒がTIAで社会体験学習
6月16日(火)~19日(金) とちぎ国際交流センター
宇都宮市立陽東中学校2年の石嶋澪奈(いしじま みおな)さん、岸 龍之介(きし りゅうのすけ)さんの2名が、TIAで4日間社会体験学習(宮っ子チャレンジ)を行いました。
外国人との交流や県関連施設の仕事に興味がありTIAを体験先に選んだお二人。外国語担当の相談員9名(ベトナム語、中国語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、ネパール語、シンハラ語、英語、タイ語)から、外国の文化・習慣や県内の外国人住民などについて教わり、その内容をレポートにまとめました。また、TIAが実施している「やさしい日本語」や「災害時の外国人支援」などの多文化共生事業について学んだり、JICA栃木デスクからJICA海外協力隊の活動内容を聞きました。
その他、TIAライブラリーにある図書から多文化共生・国際理解をテーマにした絵本、「ゴミ、いつだしますか?」と「せかいのひとびと」を読んで、キャチコピーや簡単なあらすじを紹介する「ポップ」を手書きで作成し、おすすめ図書コーナーに掲示しました。
▲タイ語相談員(右)からタイの文化や習慣の話を聞く二人
▲本紹介ポップを作成した石嶋さん(左)と岸さん(右)