2025年度(令和7年度)

4月

宇都宮大学 国際共修科目「地域と世界を結ぶ『グローカル』実践」への協力

4月9日(水)、16日(水) 宇都宮大学 陽東キャンパス

  宇都宮大学の新規科目である国際共修の授業に、TIA職員が2週にわたり協力しました。この科目は、地域のグローバル化と課題をテーマに、留学生と国内学生が協働学習を通して相互理解を深めることを目的としているものです。授業では、栃木県の外国人の状況、多文化共生の考え方、災害時の取組み事例、外国人とのコミュニケーションに役立つ「やさしい日本語」について取り上げました。

 また、「国際共修」の趣旨に則り、留学生と国内学生混合のグループワークも行いました。初回においては、文化や習慣の違いで戸惑った経験や多文化共生のために自分でできそうなことについて、2回目は、避難所での留学生と地域住民のトラブル事例の解決策等を話し合いました。

 学生からは、「互いを知ることで支え、助け合う一歩につながると思う」、「日本語ができる留学生として、自分の国のコミュニティと地域の架け橋になりたいと思う」、「初めて日本人と一緒にグループでディスカッションやロールプレイをして楽しい経験になった」、「やさしい日本語の授業を通して、外国人が直面する言語の壁についてより理解することができた」等の感想がありました。

▲授業では留学生と国内学生混合でグループ学習を行う