2023年度(令和5年度)
9月
多文化共生実務者対応力向上研修会
9月6日(水)、13日(水) とちぎ国際交流センター
県、市町職員や国際交流協会職員等を対象とした「多文化共生実務者対応力向上研修会」を二日間にわたり、行いました。
9月6日は、講師にNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会副代表理事の田村太郎氏を迎え、多文化共生の基本的な考えや自治体の取組み事例、災害時の外国人支援について学びました。災害時支援においては、栃木市国際交流協会の福田栄治事務局長に、2019年の東日本台風(台風19号)における協会の対応について事例発表をしていただきました。
9月8日は、講師にNPO法人国際活動市民中心(CINGA)コーディネーターの新居みどり氏からは、外国人児童生徒の高校進学の支援について、さまざまな事例を検討しながら、在留資格の問題と併せて学びました。このあと、相談事業の役割についての講話のあと、新居氏をコーディネーターとして、TIAの相談員である当山アドリアナ(ブラジル)、金アィン(ベトナム)とのパネルトークを行い、外国人住民の現状やコミュニティ、今後必要とすることなどについて話しました。


とちぎグローバルセミナー2023 ⑭「七色土玉で器を作ろう!」
9月9日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2023」第14弾は、不思議な七色土玉を使用して自分だけのオリジナルお皿を作成するセミナーをクリエイティブ・レインボープロジェクトが実施し、20名が参加しました。
同プロジェクト代表の陶芸家・林香君氏が考案した七色土玉クレイを使ったお皿作りは、初心者でも簡単にきれいなお皿を作ることができるとあって、毎年大人気のセミナーです。林氏からまずお皿の作り方の説明を聞いたあと、参加者は好きな色のクレイを取りに行きます。そして自分の席でクレイを自由に混ぜて練ってつないでいきます。最後に布を敷いて叩いてお皿の形にして終了です。
お皿が自分の手元に戻るのは焼いた後。どんな色合いのデザインになるのかを想像しながら、焼き上がりを待つことになります。皆さんどうぞお楽しみに!


とちぎグローバルセミナー2023 ⑬「ブラジルのパン作り教室と文化紹介」
9月9日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2023」第13弾は、ブラジルのチーズパン「ポン・デ・ケージョ」の作り方及びブラジル文化を学ぶセミナーをブラジル文化サークル「Sou Capoeira」が実施し、13名が参加しました。
ポン・デ・ケージョは、タピオカ粉とチーズで作るブラジルの代表的なパン。オーブントースターで温めると、表面はカリッとし中はお餅のような食感に仕上るのが特徴で、おやつや朝食、またワインのおつまみとして食されます。
講師は同サークル代表の野田サチオ氏と奥様の千絵氏。タピオカスターチ、チーズ、卵、アーモンドミルク、油、塩の食材からパンの生地を作ります。次に型に生地を入れてオーブンで焼き上げます。
パンを焼いている間は、会場を調理室から多目的ホールに移し、ブラジル文化紹介です。ブラジルの伝統武術「カポエイラ」の音楽紹介、またサンバの音楽と踊りなどを披露しました。
その後調理室に戻って、焼きあがった「ポン・デ・ケージョ」をブラジルのジュース「ガラナ」と一緒に試食しました。「市販されているのとは味が少し違いますが、とてもおいしかったです!」との声がありました。


とちぎグローバルセミナー2023 ⑫「タイの常識!? 非常識!?」
9月2日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2023」第12弾は、タイの文化や習慣をクイズ形式で学ぶセミナーをNPO法人デックタイグループが実施し、子どもから大人まで18名が参加しました。
クイズのタイトルは「タイの常識・非常識」。参加者は、問題ごとに会場の真ん中にひかれた線の○×側に分かれ、その正解数を競います。問題の内容は、「タイの仏教は戒律がとても厳しく、結婚するときも自分がいるお寺の一番偉い僧侶の選んだ人としか結婚できない(答えは×)」、「バンコクではすでに駐車している車を塞ぐ状態で駐車することがよくあるが、その際サイドブレーキをかけてはいけない(答えは○」、「タイ人は甘い飲み物が好きなせいか砂糖入りの緑茶がたくさん売られている(答えは○)」など全部で15問。最後に正解数の多い人から商品が手渡されました。
後半は、最近タイに旅行に行ってきたというデックタイグループ会員の大関眞子氏による「タイの観光案内」、そして同会理事長のラタナポン・タナノン氏による「タイの文化紹介」です。タイの観光の際の乗り物やショッピング、タイのあいさつ方法、有名寺院や地方のお祭り、人気の水上マーケットなど、さまざまな情報を紹介していただきました。


とちぎグローバルセミナー2023 ⑪「本格・簡単!インドカレーを作ろう!」
9月2日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2023」第11弾は、本格的なインドカレーを作る料理セミナーを学校法人アジア学院が実施し、14名が参加しました。
講師は、インド東北部ナガランド州出身でアジア学院に勤務するルイパ・ヴェロ氏。料理セミナーに入る前に、まず地元ナガランド州の文化紹介を行いました。
そしていよいよ料理開始です。アジア学院産の新鮮な食材(肉や野菜)、及びさまざまなスパイス(ターメリックパウダー、クミン、カルダモン、胡椒、ガラムマサラ、チリパウダーなど)を使って本場インドカレーを作ります。
煮込んででき上ったカレーはご飯と一緒にバナナの葉の上に置いて完成です! ヴェロさんは手で食べる食べ方を披露し、参加者の皆さんも挑戦しました。

