2023年度(令和5年度)

7月

宇都宮市役所「業務で使えるやさしい日本語研修」への協力

7月27日(木) 宇都宮市上下水道局 大会議室

 宇都宮市職員研修において、外国人住民に対する窓口対応や行政制度の周知のための文書作成のため、TIA職員が「やさしい日本語」の活用についてご紹介しました。

 研修会では、「やさしい日本語で話すポイント、翻訳タブレット使用時の注意点、外国人とのコミュニケーションについてお伝えしたほか、市が外国人住民に発送する実際の文書を用いて書き換え演習を行いました。

▲さまざまな部署から参加された職員の皆さん
▲書き換え演習について話し合い

栃木県高等学校教育研究会 定通部研修会への協力

7月27日(木)GUNEI三島ホール (参加者64名)

 定時制、通信制高等学校の教職員研修会において、外国につながりのある生徒の支援についての研修依頼を受け、地域日本語教育コーディネーターが対応しました。日本語指導が必要な生徒への日本語学習支援や、生徒の理解を助けるための支援の方法、生徒のキャリア選択に必要な支援等について話しました。参加された方から、「日本語指導の体制の強化が必要だと感じた」「日本語指導の在り方を見直すべきだ」との声をいただきました。

▲外国につながりのある生徒の支援について話す地域日本語教育コーディネーター

とちぎグローバルセミナー2023 ④「未来の地球とわたしたちのためにできること」

7月29日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第4弾は、SDGsをゲームを通して学ぶセミナーを公益財団法人とちぎYMCAが実施し、家族連れなど25名が参加しました。

 講師の流(ながれ)和歌子氏(2030SDGsゲーム公認ファシリテーター)が、まずSDGsの17の目標などを紹介しました。次にメインのカードゲーム「2030SDGs」のルールを説明し、ゲームスタートです。このゲームは、SDGsの目標を達成するために現在から2030年までの道のりを体験するものです。

 参加者はペア・チームになって、「世界の状況(経済、環境、社会の3項目)」のパラメーターの変化を考えながら、与えられた手持ちのカード(お金と時間)を使ってプロジェクト活動を行いました。ときには他のチームとカードの交換や協力をして、最終的にほとんどのチームが自分が選んだゴールに達することができました。

 ゲームを楽しみながら、いつの間にかSDGsのことを学べるすばらしいアクティビティに、参加者の皆さんはとても満足していました!
※ゲーム内容の詳細はこちらから https://imacocollabo.or.jp/2030sdgs/

▲SDG’sの17の目標を説明する講師の流氏
▲カードゲーム「2030SDGs」を体験する参加者

とちぎグローバルセミナー2023 ③「音楽で子どもと世界がつながる」

7月29日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第3弾は、中国の弦楽器「二胡」による演奏会をグローバル・グループが実施し、43名が参加しました。

 演奏者は中国・黒竜江州出身の張曉東氏と張氏の生徒4名の5名。まず張氏が二胡の構造や歴史などについて説明し、いよいよ演奏です。「二泉映月」「競馬」などの二胡の名曲を始め、日本からは「荒城の月」や「涙そうそう」、更に、プレスリーの「好きにならずにいられない」や映画音楽「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーなど計10曲を、張氏のソロ演奏や生徒との合奏で披露しました。

 生演奏を存分に楽しんだ最後に、参加者は、中国民謡「茉莉花(まつりか)」を二胡演奏をバックに歌いました!

▲セミナーの最初に楽器「二胡」を説明する張氏
▲張氏(中央)と生徒4名による演奏

とちぎグローバルセミナー2023 ②「日本にいる難民を知ろう(映画上映)」

7月22日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第2弾は、日本の難民をテーマにした映画上映会をアムネスティ・インターナショナル宇都宮グループが実施し、26名が参加しました。

 映画の主人公は、幼い頃から日本で育った17歳(高校生)のクルド人・サーリャ。ある日、家族の難民申請が不認定となり、これまでの日常が一変してしまします。行動範囲が制限され、バイト先で出会った高校生の聡太と自由に会うことができなくなったり、父親が就労違反で入管に収容されてしまいサーリャが妹や弟の面倒をみなくてはならなくなります。そして父親はある重大な決断をします…。日本は難民認定が非常に厳しいことで知られていますが、この映画は、ある女子高生とその家族の視点から日本の難民の状況の一部を伝えています。

 上映後、同グループ代表の西岡隆氏が、日本や世界の難民の申請数や認定数の状況などを説明しました。また、参加者から映画の感想や聞いたり、質問などに答えました。

▲難民をテーマにした映画を鑑賞
▲上映後、日本や世界の難民状況を説明する西岡氏

とちぎグローバルセミナー2023 ①「夏の生け花を楽しむ」

7月22日(土) とちぎ国際交流センター

 県内で国際理解、国際交流、国際協力等の活動を行う団体が、それぞれ特長を生かした内容で実施する毎夏恒例の「とちぎグローバルセミナー」(主催:TIA、JICA筑波)は、今年度(2023年度)で14回目になります。第1弾は、生け花を体験する内容で、交流会『仲間』が実施し、外国人も含む16名が参加しました。

 講師は同会会長の福田静江氏(草月流)。花の切り方や生け方を順番に実演して、参加者はやり方を真似ながら自分の花を生けました。初めての生け花挑戦に、皆さんとても楽しそうでした!

 生け花体験終了後は、この時期に咲いている外国の花などについて、参加した外国人から発表していただきました。

▲生け方を実演する講師の福田氏
▲各参加者によりよい生け方を指導

企業向け外国人材雇用等相談会

① 7月5日(水) 栃木県那須庁舎  (参加者 11名)

② 7月7日(金) 佐野商工会議所会館(参加者 10名)

 今年度初めての試みで、専門家(行政書士、弁護士、社会保険労務士)への相談会を、県北・県南の2ヵ所で行いました。最初に、外国人材の雇用・育成に先駆的な企業と今後の雇用に関心のある企業による意見交換の場「トークセッション」を設けました。那須庁舎では、製造業、介護施設の方、佐野商工会議所会館では、製造業、飲食料品製造業の方に登壇いただき、特定技能、技術・人文知識・国際業務の外国人雇用における採用の苦労話、育成の工夫などお話しいただきました。その後、専門家へ相談がある方を相談会のコーナーへ案内いたしました。


 

▲県那須庁舎にて、県内の外国人労働者の状況を解説する外国人材コーディネーター
▲佐野商工会議所会館にて、会場からの意見にお応えする飲食料品製造業の代表者

県民外国語講座「おもてなし英語ボランティア」

4月26日(水)~7月12日(水) 全10回     とちぎ国際交流センター

   外国人観光客などに英語で「おもてなし」できるようになるための英語講座を実施し、19名が参加しました。
   講師は昨年度に引き続き、平野聖乃先生が務め、国内にある世界遺産や美術、日本の文化や歴史などを英語で伝える知識を深めました。



 

▲英語の発音練習をする受講者たち
▲英語で日本の伝統文化「折り紙」の折り方を教える平野講師

介護の仕事のための日本語セミナー

7月1日(土)・8日(土) 全2回 とちぎ国際交流センター

 県内の外国人住民を対象に、介護分野への就職支援、介護職への定着化を図るための「介護の仕事のための日本語セミナー」を、にほん語でかいご共育会と共催で実施し、7名(ペルー、中国、ブラジル)が参加しました。

【第1回】 
 前半は、同会事務局長の長谷川朋子氏が講師となり、介護の意味、介護施設内の設備や仕事の様子、居宅サービス(ホームヘルパー)の内容、介護の仕事の資格、などについて説明しました。後半は、講師の長谷川和歌子氏が、同会が今年4月に作成した新テキスト「聞いて学ぶ介護のことば」を活用し、QRコードによる音声データを用いた「介護施設における症状や様子の申し送り」などの聞き取り練習を行いました。
【第2回】
 前半は、引き続きQRコードによる音声データを用いて聞き取り練習、また聞き取った言葉の意味をチェックしました。後半は、介護施設内で起こりそうな「ヒヤリハット(大きな事故になるかもしれない事例」を描写したイラストを使って、グループ内で「どんなことに注意しなくてはならないか」などについて話し合い、発表しました。

 最後に、介護の日本語学習初心者用として同会が作成したテキスト「はじめて学ぶ介護の言葉」が配布され、動画による自己学習方法を学びました。
 参加者からは、「これからの介護の仕事に貴重な学びになった」、「動画や音声による学習は本当に役にたちました」などの感想がありました。

▲「介護の仕事」について説明する長谷川朋子氏
▲テキスト「聞いて学ぶ介護のことば」の使い方を説明する長谷川和歌子氏