2025年度(令和7年度)
3月
栃木県立県央産業技術専門校指導員向け講習会を開催しました
3月24日(火) 栃木県立県央産業技術専門校
今年度、栃木県立県南産業技術専門校の外国人入校に向けた導入支援業務を実施しているTIAは、県南産業技術専門校(8月実施)につづき、指導方法や多文化理解のための講習会を県央産業技術専門校で実施しました。
講師は、鹿沼市国際交流協会外国人相談員の行本(ゆくもと)リジア氏。自身の経験や日本に住む外国人の悩みなど、日本に暮らす外国人の基本情報の他、「やさしい日本語」のポイントについて紹介しました。
また、実際に企業で外国人従業員向けに作成された業務上の注意点について、グループごとに、外国人にとってよりわかりやすい表現を考え、発表するワークを行いました。
▲講演の様子(講師の行本氏)
▲講師との質疑応答
スリランカ人材の現地状況を視察
2026年3月2日~3月8日
スリランカ民主社会主義共和国(以下 スリランカ)
栃木県内の国籍・地域別外国人住民数及び労働者数において、近年、高い伸び率を示しているスリランカを訪問し、送り出し機関や日本語教室、職業訓練校の状況を確認して参りました。
確認できたことは、対日本円為替レートが相変わらずルピー安のため、スリランカ人にとって日本の給料は魅力のある金額であること。そして、高校・大学へ進学するための試験は難易度が高く、中卒者や高卒者において、職業訓練校や就職へ進む人が多いとのこと。中でも18歳以上の高卒者が、日本へ送り出されていることが分かりました。送り出しには2タイプあり、ひとつは、在留資格「留学」で日本語学校へ入学、もうひとつは、就労に繋がる「技能実習と特定技能」での送り出しでした。また、スリランカの市場が小さく、電気・機械製品等(自動車含む)は、輸入に頼っていることから、生活に密接しているサービス業(自動車整備業、宿泊業、外食業など)や、農業、介護などが、スリランカ人材が希望するやりたい仕事になっていました。
訪問先では、日本で働くことに興味を持つ生徒たちに、栃木県で暮らし、働くことをイメージしてもらうため、栃木県の観光・物産等PRと、TIAの支援内容、県内のスリランカ人の状況等を説明し、また、県内で働いているスリランカ人のインタビュー動画を観てもらいました。このような温かい動画のメッセージは、今後日本への渡航を目指すスリランカ人にとって励みになるだろうとも評価いただきました。
人柄については、イギリスの植民地だったことから、英語ができる人が多く、既に多文化共生社会に慣れており、明るく親しみやすく、控えめで思いやりがあり、律儀な性格だと感じました。このような人柄と国民性から、日本人とも良好な人間関係を築けることと感じました。
今後の展望として、県内企業等へ、スリランカ人材に相応しく活躍できる産業分野(例えば、自動車整備業等)の情報を発信していきたい。
▲送り出し機関の生徒達へ栃木PRを行う様子①
▲送り出し機関の生徒達へ栃木PRを行う様子②
「第2回TIA外国人キーパーソンネットワーク研修会」
「外国人への情報発信とその方法」
3月7日(土) とちぎ国際交流センター
第2回目のキーパーソン研修会は、「外国人への情報発信とその方法」について、対面で実施しTIA外国人キーパーソンは5名が参加しました。
前半は、ベトナム出身の金(こん) アインさんによる事例報告です。自身のSNSで配信している内容を画面に表示しながら説明しました。後半は、交流会を実施し、事例報告の感想の後、地域での活動事例(自治会、学校のPTA活動)などについて話してもらいました。また、TIAのホームページで公開している日本の文化やルールについてのリーフレットを参考にし、意見などを話してもらいました。
参加者からは、「SNS情報発信の課題」、「地域のボランティア参画の難しさ」等の意見がありました。
▲情報発信について説明する外国人キーパーソンの金(こん)アインさん
▲交流会(情報交換)の様子
県民外国語講座「おもてなし英語ボランティア」(3期)
1月7日(水)~3月18日(水) 全10回
とちぎ国際交流センター
外国人観光客などに英語で「おもてなし」ができるようになるための英語講座を実施し、受講者22名が参加しました。
講師は第2期に引き続き平野聖乃氏が務め、日本の歴史や文化のほか、世界の地理、世界遺産などの独特な英語の表現方法も教えていただきました。
▲受講者に新しい英語表現を教える講師の平野氏
▲講師の問いかけに答える受講者たち