2025年度(令和7年度)
2月
オーダーメイド日本語研修
令和7年9月1日(月)~令和8年2月28日(土)
県内の企業では、人手不足が続く中で外国人の働く場面が増えています。外国人の皆さんが安心して長く働くためには、日本語でのコミュニケーションがとても大切です。そこで、企業ごとの課題や働く外国人の日本語レベルに合わせた「オーダーメイド日本語研修」を実施しました。研修は10社を対象に、令和7年9月から令和8年2月までの24週間にわたり実施しました。授業時間は1社あたり48時間、全体で480時間となり、対面またはオンラインで行いました。研修の運営(カリキュラム作成から講師の派遣、研修の管理など)は、他県でも研修実績のある内定ブリッジ株式会社が行いました。研修を始める前には、当協会・内定ブリッジ株式会社・企業担当者の三者で話し合いの場を設けました。そこで、仕事の内容や日頃困っていることを丁寧に伺い、その企業に合ったカリキュラムを作成しました。
学習内容は、初級の方には基礎文法や漢字、中級の方には語彙や読解を中心に行いました。特定技能2号を目指す方には、専門用語や試験対策も取り入れました。また、宿泊業や製造業など業種に合わせたコミュニケーション練習や、リーダー候補の方向けのマネジメント研修も行い、現場で役立つ日本語力を身につけられるよう工夫しました。最終的に、全10社・90名の受講者が研修を修了しました。
参加企業からは、「日本語でのやり取りがスムーズになった」「報告や記録が正確になった」「専門用語が理解できるようになり、自信がついた」など、喜びの声が寄せられました。また、日本人従業員が外国人材の日本語レベルを理解するきっかけとなり、社内でのサポート体制が強化された企業もありました。受講者自身も宿題に積極的に取り組んだり、自主学習を始めたりするなど、学ぶ姿勢に大きな変化が見られました。今後も、外国人が働きやすく、企業にとっても力となる環境づくりを進めていけるよう、継続して取り組んでいきます。
オンラインで漢字テストを行う受講者(製造業)
専門用語の解説を真剣に聞く受講者(建設業)
とちぎ外国人材活用促進協議会 サービス業(宿泊)部会主催 外国人材活用促進セミナー
2月26日(木) とちぎ国際交流センター
2024年の県内観光客宿泊数は、コロナ禍前を上回り、なかでも外国人宿泊数が過去最高を更新しました。観光需要が回復している今こそ、観光・宿泊業、外食業、ビルクリーニング業等における外国人材は「補充要員」としてではなく、「観光サービスの質を高めるパートナー」として、戦略的に活用していくことが求められています。また、外国人材が安心して働き、成長できる環境を整えることが、結果として日本人スタッフにとっても働きやすい職場づくりにつながることから、業界全体の持続発展のため「人材の確保の必要性と今後の流れ」をテーマとしたセミナーを行いました。講師に、一般社団法人外国人雇用協議会 理事 菅沼 基 氏を迎え、『データで見る外国人雇用の現在地と、これから起きる変化』『在留資格別:できる業務/できない業務の整理』『審査はどう変わる?不法就労助長罪にならないために』『成功事例から学ぶ「定着する受け入れ設計」』等について、解説いただきました。
▲「在留資格制度の留意点」について解説する菅沼氏
▲成功事例等を紹介
とちぎ外国人材活用促進協議会 介護部会主催 外国人材活用促進セミナー
2月13日(金) とちぎ国際交流センター
本セミナーは、県内介護事業所の職員等を対象に「外国人介護職員の定着支援に向けた課題や工夫」をセミナーテーマとして、公益社団法人国際厚生事業団(JICWELS)外国人介護人材支援部 部長代理 武井 幸一 氏を講師として招き、2部構成で行いました。第1部では「外国人介護職員の悩みや不安」について、外国人介護職員の背景を知ることによる対応の仕方や、よく起こる困りごとへの対応、巻き込まれやすい事件など、相談事例を交えながら、外国人介護職員への支援や留意点等を解説いただきました。
第2部では、参加者に4つのグループに分かれていただき、グループワーク形式で「外国人職員と働くこと」について、外国人の立場になった時の不安など、意見を出し合いながら、解消する工夫や対応をまとめていただきました。
セミナー後のアンケート結果では「実際の状況や工夫を知ることができた。」「もっと色々聞きたいこともあったがとても役立つ内容だった。」「もっと話し合いをしたかった。」「今後の受け入れに役立ちそうだった。」との感想をいただきました。
▲「外国人介護職員への支援や留意点等」を解説する武井氏
▲グループワークで意見を出し合う参加者の皆様
TIAランチタイム・コンサート 「世界の音楽 ア・ラ・カルト」
2月28日(土) とちぎ国際交流センター
音楽を通して国際理解を深めるTIAランチタイム・コンサート「世界の音楽 ア・ラ・カルト」を、栃木県の友好交流県であるフランス・ヴォークリューズ県と交流活動を行っているとちぎ・プロヴァンス協会と共催で実施し、71名が来場しました。
出演したのは「野中英士スペシャル・カルテット」。フルートの稲見郁恵さん、ピアノの岡田麻友美さん、ベースの野中英士さん、ドラムの川田 理さんの4名によるジャズ演奏です。
「世界の音楽」をテーマに、イパネマの娘(ブラジル)、シェルブールの雨傘(フランス)、メリー・ウィドウ・ワルツ(オーストリア)、ヴォラーレ(イタリア)、ストールン・モーメンツ(アメリカ)、渡良瀬橋 (日本)など15曲が演奏されました。
各楽器の見事なソロ・パートが終わるたびに会場からは大きな拍手。来場者は晩冬のひとときを生のジャズ演奏を聴いて楽しむことができました!
▲素晴らしいジャズ演奏を披露し会場を沸かせた「野中英士スペシャル・カルテット」
日本語学習支援者のための情報交換会
2月19日(木)とちぎ国際交流センター
県内の日本語教室で活動する日本語学習支援者を対象とした情報交換会を開催しました。
講師に多文化・多世代のあそび舎てんきりん代表芳賀洋子氏を迎え、豊富な活動事例、活動において大切にしている考え等を伺いました。外国人ファミリーとの料理づくりを通した交流や、多言語でのお話会、オンラインでの学習活動等、多様な文化を持つ人々がお互いの違いを楽しみながら共に学び合う活動を紹介していただき、地域の日本語学習支援について学びました。
そして、講師の活動事例についての感想とともに、日ごろの活動や課題をグループで話しあい、活発な意見交換が行われました。
参加者からは、講話について「共に学ぶ、共感することが大切」、「テキスト、文法よりの日本語教室から脱却する必要性を感じた」、「具体的でわかりやすかった」等の感想がありました。グループワークについては、「他地域の話を聞くことができて、参考になるだけでなく、自地域の強みもわかった」等の感想がありました。
参加者と話す講師の芳賀氏
くろいそケアネット会議への協力
2月27日(金) 那須塩原市 いきいきふれあいセンター
那須塩原市黒磯地域の介護・福祉、行政、医療等の関係者による研修や情報交換が行われるくろいそケアネット会議で、「知ることから始まる地域ケア 我がまちの外国人高齢者の今と伝え方のコツ!」と題した研修が行われました。
研修では、那須塩原市高齢福祉課職員が、外国人高齢者の位置づけや介護保険制度の適用、要介護認定について解説がありました。その後、TIA職員がやさしい日本語が必要な背景、やさしい日本語を活用するためのポイント、動画視聴やワークを交えた研修を行いました。
参加者からは「やさしい日本語は日本人高齢者にも置き換えることができるので仕事に反映できる」、「専門的な言葉を使いがちなので気をつけようと思った」、「自分の話す言葉をもう一度考える機会になった」などの感想がありました。
グループで「やさしい日本語」について話し合う参加者のみなさん
JICA筑波 教師海外研修 成果報告会
2月21日(土) とちぎ国際交流センター
JICA 筑波の教師海外研修で2025年7月21日~31日に東アフリカのウガンダを訪問した教諭が、本研修で学んだことを各学校で実践した授業内容を報告する「JICA 筑波 教師海外研修 成果報告会」をJICA筑波とTIAの共催で実施し、23名が参加しました。
発表者は佐川明日香教諭(つくば市立春日学園義務教育学校)、滝本大翔教諭(茨城県立三和高等学校)、廣瀬 愛教諭(茨城県立日立北高等学校)、宮本 渚教諭(茨城大学教育学部附属小学校)、諸星智慶教諭(翠輝学園つくば市立みどりの南小学校)の5名です。前半は、「模擬授業」として、宮本教諭と廣瀬教諭の2名がそれぞれ授業で行ったワークショップを参加者に体験していただきました。
後半は、先生が実践した授業内容を各ブースで紹介するポスターセッションです。研修で学んだことを生かして作成したオリジナル教材を掲示し、どのように授業を行ったか、また児童・生徒の反応はどうだったかなどを参加者に紹介しました。
※本研修には茨城県から6名、栃木県から3名の計9名の先生が参加しました。
▲前半の模擬授業でウガンダの水運びを体験する参加者
▲後半のポスターセッションで各先生が授業で実施した内容を紹介
JICA海外協力隊 活動紹介動画を作成
2月12日 ホームページに掲載
TIAとJICA栃木デスクの企画・制作により、JICA海外協力隊の活動紹介動画「ガーナでPCインストラクターやってみた!」を作成しました。
PCインストラクターとして2020年~2022年、ガーナ共和国でボランティアを行った栃木県佐野市出身の田島繁樹(たじましげき)さんが、「応募から派遣までの過程」、「現地での協力隊活動」、「ガーナの料理」などを内容を紹介します。動画の視聴時間は約20分です。
JICA海外協力隊やガーナの料理に興味のある方はぜひご覧ください!
●動画の視聴はこちら から
▲ PCインストラクターとしてガーナで行ったでの活動内容を紹介する田島さん
▲おいしそうな数々のガーナ料理も併せて紹介!