2025年度(令和7年度)
10月
宇都宮市立陽東中学校生徒がTIAで社会体験学習
10月21日(火)~24日(金) とちぎ国際交流センター
宇都宮市立陽東中学校2年の田中希咲(たなか きさ)さんが、TIAで4日間、社会体験学習を行いました。
アメリカに滞在した経験のある田中さんは、外国の方ともっとコミュニケーションを取れるようになりたいと思って社会体験学習先にTIAを選びました。まずTIAが実施している事業全般について学んだあと、外国語担当の相談員9名(ベトナム語、中国語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、ネパール語、シンハラ語、英語、タイ語)から相談業務や外国文化などについて教わり、その内容をレポートにまとめました。また、青年海外協力隊経験者のJICA栃木デスクから、現地でのボランティア活動内容やJICA海外協力隊事業などを聞きました。
その他、折り紙などを使ってハロウィン関連の飾り物を作成し、とちぎ国際交流センター内の掲示板を彩りました。
▲ポルトガル語相談員から話を聞く田中さん(右)
▲ハロウィンの飾り物で彩られたとちぎ国際交流センターの掲示板
宇都宮共和大学子ども生活学部「異文化理解と子育て」への協力
10月2日(木) 宇都宮共和大学 長坂キャンパス
多文化共生の保育の実現に向けて、異なる文化・言語的背景を持つ人々を理解することを目的とした選択科目の受講学生や聴講生を対象に、栃木県の外国人の状況や多文化共生、外国人とのコミュニケーションに役立つ「やさしい日本語」についてTIA職員が紹介しました。実践演習としては、園からの通知文を外国人保護者に説明するペアワークを行いました。
学生からは、「栃木県に116の国や地域の人が、55,000人以上のいることを知り驚いた。外国人の方は私たち以上に戸惑うこともあるだろうと思った」、「やさしい日本語は言葉を言い換える力が必要だと気づいた」、「外国籍の子供や保護者と関わるときにスムーズに対応が行えるようになりたい」などのコメントがありました。
やさしい日本語について学ぶ学生のみなさん