2025年度(令和7年度)

9月

とちぎグローバルセミナー2025 ⑬Youは何しにアフリカへ?体験談を聞こう!

9月6日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2025」第13回は、JICA海外協力隊の募集説明会及び協力隊OVが任地国を紹介するセミナーを栃木県青年海外協力隊OB会とJICA筑波が実施し、13名が参加しました。

 オープニングはJICA筑波職員による「JICA海外協力隊」の事業紹介です。アジア、アフリカ、中南米、太平洋諸島、中東などの途上国でボランティア活動する海外協力隊員になるためのステップや派遣国での生活内容などについて説明しました。

 続いて、アフリカで2年間活動をして帰国した栃木県出身の2名、舘野眞歩さんと横手亜紀さんによる発表です。
 舘野さんはマダガスカルでコミュニティ開発隊員として、農村調査、農畜産技術向上や生活改善の指導などを行いました。一方横手さんはセネガルで幼児教育隊員として、幼稚園で使用する教材・教具作りを指導したり、「遊びを通じた学び」を広げる活動をしました。
 お二人は、協力隊活動の他に、任地国の概要、食文化、伝統行事なども併せて紹介しました。

 後半は、舘野さんと横手さんの2グループに参加者が分かれて座談会です。「現地で使用する言葉はどのようにして覚えたのか?」、「食事や住まいなどの生活はどうしていたのか?」などの質問に答えました。

▲マダガスカルでの協力隊活動を話す舘野さん
▲座談会で参加者からの質問に答える横手さん

とちぎグローバルセミナー2025 ⑫カレーとスパイスとチヤとネパールと

9月6日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2025」第12回は、県内在住ネパール人がネパールの魅了を紹介するセミナーをJICA筑波が実施し、19名が参加しました。

 まず、元JICA青年海外協力隊ネパール隊員の大貫文さんがネパールの概要について説明。続いて本セミナーのメイン・プログラム「華麗なるスパイスの世界」です。インド・ネパール料理レストラン「宮カレー」のオーナーのフアガイン・ブワンさんと石井勇大さんの2名が講師となり、ネパール家庭で使用されている数々のスパイスの紹介します。ターメリック、クミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、カルダモンなど12種類のスパイスについて楽しく、分かりやすく解説しました。参加者は話を聞くだけではありません。各テーブルに置かれた小さい容器に入っているスパイスの香りを実際に嗅いでみたり、いくつかのスパイスを混ぜて自分だけのオリジナル・スパイスを作る調合体験を行いました。

 後半は、ブワンさん、TIA相談員のウパダヤ・スジャータさん、留学生のガルティチャンダリ・バワナさん、そして大貫さん(コーディネーター)によるパネルトークです。「ネパールの家庭で食べるカレー料理」、「日本での食生活」、「日本語の勉強方法」、「将来の夢」などについて発表していただきました。

 参加者はスパイスが入ったネパール・ミルクティーとクッキーも味わうことができ、大満足でした。

▲ネパールのスパイスを紹介するブワンさん(右)と石井さん
▲座談会(左からブワンさん、スジャータさん、バワナさん、大貫さん)