2023年度(令和5年度)

6月

グローバル人材を対象とした合同企業説明会オンライン

6月28日(水)~30日(金) オンライン

 日本国内で学ぶ外国人留学生等グローバル人材を対象に、県内企業の合同説明会をオンラインで3日間実施しました。参加した県内企業は7社、グローバル人材は15名でした。
 各企業の採用担当者が企業概要や採用情報を説明し、留学生等は企業の選考方法、日本語能力等について質問していました。

▲今後の選考方法について説明する参加企業担当者
▲参加学生へメッセージを熱く語る採用担当者

第1回TIA外国人キーパーソンネットワーク研修会 「日本人に知ってほしい私の国の文化、習慣」

6月17日(土) オンライン

 今年度第1回目の研修会は、外国人キーパーソン6名(ベトナム、中国、マレーシア、ペルー、フィリピン、タイ)が講師となり、母国の文化、習慣を発表しました。参加者は、やさしい日本語普及員等日本人も含め計14名でした。
 発表内容はベトナムの食文化、中国大陸の食文化、マレーシアの文化習慣、ペルーのジャガイモの種類、フィリピンのあいさつと習慣、タイの年間行事でした。
 発表後は参加者からの質問に丁寧に答えていました。

▲ベトナムの食べる時のマナーについて説明するキーパーソンの手塚ホアさん(右上)
▲母国(マレーシア)の多民族国家の文化の違いを説明するキーパーソンのロ セイコウさん(右上)

社会体験学習(宮っ子チャレンジウィーク)で中学生2名を受入れ

6月27日(火)~30日(金) とちぎ国際交流センター

 宮っ子チャレンジウィークの一環で、宇都宮市立陽東中学校2年の羽石小巻(こまき)さんと大橋慈英(じえい)さんの2名が、TIAで4日間、社会体験学習を行いました。

 外国語担当の相談員から各国(ブラジル、マレーシア、ベトナム、ネパール、スリランカ、フィリピン、タイ)の文化などを紹介されたほか、「やさしい日本語」を学んで実践したり、イベントポスターの飾り付け、また、セミナー会場用意を手伝っていただきました。

▲エアコンの設定温度のお願いを「やさしい日本語」で表示した羽石さん(左)と大橋さん
▲「とちぎグローバルセミナー」のポスターの飾り付けをする

「やさしい日本語を広めよう!」 やさしい日本語普及員養成セミナーを開催しました 

6月24日(土) とちぎ国際交流センター

 外国人に伝わりやすい「やさしい日本語」について学び、周りに広める方法を考えるセミナーを開催しました。

 講師に早稲田大学大学院日本語教育研究科教授の栁田直美氏を迎え、日本に暮らす外国人について説明を受けたあと、やさしく話すポイントとやさしく聞くポイントについて動画を見ながら学びました。

 また、グループごとに外国人とやさしい日本語で話す実践的なワークを行うなか、お互いに質問し合うなど楽しい時間を過ごしました。最後に、周囲に「やさしい日本語」を広めるためにはどんなアイデアがあるか話し合い、その後の発表では、「普段の生活のなかで、自ら実践することで普及につなげる」、「やさしい日本語缶バッジをつけて、普及のきっかけを作る」など素晴らしいアイデアが共有されました。

▲講師の栁田氏
▲外国人と「やさしい日本語」で話すワーク

ミヤラジ・福祉番組「ハートプログラム」への協力

6月13日(火) ミヤラジ

 宇都宮市内のコミュニティFMラジオである「ミヤラジ」の福祉番組「ハートプログラム」において、近年よく見かけるようになった外国人のみなさんとどのように接すればいいか、コミュニケーションのポイントや「やさしい日本語」についてTIA職員が紹介しました。

また、番組パーソナリティの柏木聖子さん(写真左)は「TIAやさしい日本語普及員」ということもあり、ご自身が外国人と「やさしい日本語」で交流した経験についてもお話されました。

最後に、普及員制度や活動内容について説明し、6月24日(土)にTIAが主催する「やさしい日本語普及員養成セミナー」の告知も行いました。

▲宇都宮市のオリオン通りにあるミヤラジのラジオブースにて(左がパーソナリティの柏木さん)

栃木県誕生150年記念・「県民の日」にブース出展

6月10日(土) 栃木県庁本館15階

 今年は栃木県が誕生して150年という節目の年として、例年より大規模な「県民の日」イベントが開催されました。TIA・JICA栃木デスクの共同ブースは、多文化共生や「やさしい日本語」の普及のための展示および青年海外協力隊の紹介に加え、今回は特別にベトナムとネパールのコーナーを設け、国の紹介や食べ物等の販売などを行いました。

ベトナム・コーナーはグエン・フン・タンさん(在栃木県ベトナム人協会代表)、ネパール・コーナーはギミレ・サントスさん(海外在住ネパール人協会日本支部栃木副会長)にご協力いただきました。来訪された県民の皆さんは、お二人と会話をしたり、各国の珍しい食べ物やスパイスなどについて説明を受けたりなど、交流を楽しんでいる様子でした。

▲ベトナム・コーナー
▲ネパール・コーナー