2023年度(令和5年度)

9月

宇都宮共和大学 子ども生活学部への協力

9月26日(火) 宇都宮共和大学 長坂キャンパス

 子どもや保育に関する幅広い知識と実践を学ぶ学部における選択科目「異文化理解と子育て」受講学生を対象に、多文化共生、栃木県の外国人の状況、外国人とのコミュニケーションに役立つ「やさしい日本語」についてTIA職員が紹介しました。

 後半の演習では、外国人保護者役と保育者役に分かれて、園からの通知文を説明するペアワークを行い、「やさしい日本語」で話す実践を行いました。

学生からは、「やさしい日本語で話すだけでなく、相手が理解しているか確認しながら会話を進めていくことがわかった」、「今後、保育者として外国ルーツの子どもたちや保護者に配慮し、相手に合わせた援助がしていきたい」との感想がありました。

▲熱心に受講する子ども生活学部生の皆さん

那須塩原市国際交流協会日本語教室 支援者研修会への協力

8月19日(土)、9月2日(土)、9月16日(土)東那須野公民館

那須塩原市国際交流協会主催で日本語学習支援者のスキルアップ研修会(全3回)が行われ、地域日本語教育コーディネーターが講師として招かれました。教室からの要望を受け、日本語学習支援の基礎的な内容、外国人学習者のニーズに合わせた支援について紹介しました。また、支援者が抱えている様々な質問や、教室運営について助言を行いました。
参加した教室の方から「わかりやすかった」「参考になった」という声をいただきました。

▲研修会の様子

社会体験学習(宮っ子チャレンジウィーク)で中学生2名を受入れ

9月26日(火)~29日(金) とちぎ国際交流センター

 宮っ子チャレンジウィークの一環で、宇都宮市立陽西中学校2年の加藤志織さんと飯塚奏多(かなた)さんの2名が、TIAで4日間、社会体験学習を行いました。

 セミナーのチラシ発送、イベントの会場設営、図書室の図書整理などを手伝ったり、「やさしい日本語」とは何かを学びました。また、外国語担当(ポルトガル語、スペイン語、中国語、シンハラ語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、英語)の相談員から、相談業務や外国文化などについて教わりました。

▲セミナーのチラシの発送作業を手伝う加藤さん(左)と飯塚さん(中央)
▲イベント会場で設営を手伝う2人

キャリアセンター職員向け企業説明会

9月27日(水) 栃木県総合文化センター

   県内の大学、専門学校の就職キャリアセンターの職員を対象に、県内のグローバル企業による企業説明会を実施しました。参加した県内企業は7社、参加大学、専門学校は8校(大学4、専門学校4)計12名でした。

   各ブースにおいて、企業の採用担当者が企業概要や採用情報を説明し、キャリアセンター職員は選考方法、必要な資格等について質問していました。

   参加職員からは、「企業からいろいろな情報をいただいたので、学生らに周知したい」との声がありました。

▲キャリアセンター職員向け企業説明会の様子
▲企業情報を説明する企業の採用担当者

とちぎグローバルセミナー2023 ⑯「アメリカの自然を楽しもう!」

9月16日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」の最終回、第16弾は、アメリカの自然の多様性を紹介するセミナーを栃木県産業労働観光部国際経済課が実施し、15名が参加しました。

 講師はメーガン・フェース・ハバーストロー氏。アメリカ・カリフォルニア州出身で、現在、県国際経済課で国際交流員として勤務しています。

 アメリカは大きな国で日本の25倍の大きさ! 自然保護活動に熱心で、現在63の国立公園があります。メーガンさんの故郷のカリフォルニア州にはなんと9つの国立公園があります。そして、全米50州のうち35州から恐竜の化石が発見されています。

 広い国土のアメリカには草原や砂漠があり、動植物の種類が豊富です。メーガンさんは、アメリカの自然のシンボルとして鷲、アメリカンバイソン、ガラガラヘビなど、カリフォルニア州のシンボルとしてカリフォルニアハイイログマ、カンムリウズラ、ヒナビシソウなどを紹介しました。

 食物連鎖を学ぶアクティビティでは、参加者は、草原と砂漠に住む生き物の「食う・食われる」相関図を完成させました。

 その他、一番高い山(アラスカ州のデナリ山6190m)、巨木(セコイアデンドロン)、最も暑い場所(デスバレーで記録された57℃)などが紹介され、参加者はアメリカの自然の多様性を知ることができました。

▲アメリカの自然の多様性を紹介するメーガンさん
▲アメリカの食物連鎖を学ぶアクティビティを行う参加者

とちぎグローバルセミナー2023 ⑮「在日ベトナム人女性が感じた文化のギャップ」

9月16日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第15弾は、妊娠・出産・育児等の日越文化の違いを紹介するセミナーを在栃木県ベトナム人協会 (V.A.T)が実施し、19名が参加しました。

 前半は、同会長のグエン・フン・タン氏が、自己紹介、V.A.Tの活動内容紹介に続き、ベトナムの国紹介を行いました。ベトナムは多民族国家で、若い人が多く、経済成長率は7%を超えているとのことです。

 後半は、日本で出産・育児を経験しているベトナム出身の手塚ホア氏が加わったトークセッションです。ホアさんは14歳(中2)の長女と8歳(小2)の次女の2人のお子さんを持つお母さんです。進行役のタンさんから「ベトナムに帰国して生む女性が多い中、日本で生んだ理由は?」の質問に、ホアさんは「日本の先端医療のもとで生みたかった。また家族(日本人)のサポートもあったので安心だった」と答えました。

 ベトナムでは、母子健康手帳がなく、妊婦は特に問題がなければ出産まで定期健診をしない人がよくいます。一方産婦人科は予約なしで出産に対応してくれるそうです。妊婦は食事制限がなく、よく食べることを周りから勧められるのでかなり太ってしまうとのこと、妊婦の希望で帝王切開による出産がOKなど、日本とはかなり違います。

 保育園については、ベトナムでは収入額に関係なく、また母親は働いてなくても入園が容易にでき、費用も同額だそうです。日本の保育園事情と比べるとかなりポイントが高いですね。

 最後に、ホアさんが日本の幼稚園について驚いたこととして、発表会、プール、遠足、工作など子どもたちにとても良い活動が多いことを挙げられました。

▲ベトナムについて参加者と質疑応答するタンさん(右)
▲後半のトークセッションで文化のギャップについて話すホアさん(左)とタンさん(右)

多文化共生実務者対応力向上研修会

9月6日(水)、13日(水)  とちぎ国際交流センター

 県、市町職員や国際交流協会職員等を対象とした「多文化共生実務者対応力向上研修会」を二日間にわたり、行いました。

9月6日は、講師にNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会副代表理事の田村太郎氏を迎え、多文化共生の基本的な考えや自治体の取組み事例、災害時の外国人支援について学びました。災害時支援においては、栃木市国際交流協会の福田栄治事務局長に、2019年の東日本台風(台風19号)における協会の対応について事例発表をしていただきました。

9月8日は、講師にNPO法人国際活動市民中心(CINGA)コーディネーターの新居みどり氏からは、外国人児童生徒の高校進学の支援について、さまざまな事例を検討しながら、在留資格の問題と併せて学びました。このあと、相談事業の役割についての講話のあと、新居氏をコーディネーターとして、TIAの相談員である当山アドリアナ(ブラジル)、金アィン(ベトナム)とのパネルトークを行い、外国人住民の現状やコミュニティ、今後必要とすることなどについて話しました。

▲9月6日 講師の田村太郎氏
▲9月13日パネルトークの進行をする講師の新居氏(左)

とちぎグローバルセミナー2023 ⑭「七色土玉で器を作ろう!」

9月9日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第14弾は、不思議な七色土玉を使用して自分だけのオリジナルお皿を作成するセミナーをクリエイティブ・レインボープロジェクトが実施し、20名が参加しました。

 同プロジェクト代表の陶芸家・林香君氏が考案した七色土玉クレイを使ったお皿作りは、初心者でも簡単にきれいなお皿を作ることができるとあって、毎年大人気のセミナーです。林氏からまずお皿の作り方の説明を聞いたあと、参加者は好きな色のクレイを取りに行きます。そして自分の席でクレイを自由に混ぜて練ってつないでいきます。最後に布を敷いて叩いてお皿の形にして終了です。

 お皿が自分の手元に戻るのは焼いた後。どんな色合いのデザインになるのかを想像しながら、焼き上がりを待つことになります。皆さんどうぞお楽しみに!

▲七色土玉を使ってどのようにお皿が作られるかを説明する陶芸家の林氏
▲好みの色の土玉をもらって自分のお皿を作り始める参加者の皆さん

とちぎグローバルセミナー2023 ⑬「ブラジルのパン作り教室と文化紹介」

9月9日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第13弾は、ブラジルのチーズパン「ポン・デ・ケージョ」の作り方及びブラジル文化を学ぶセミナーをブラジル文化サークル「Sou Capoeira」が実施し、13名が参加しました。

 ポン・デ・ケージョは、タピオカ粉とチーズで作るブラジルの代表的なパン。オーブントースターで温めると、表面はカリッとし中はお餅のような食感に仕上るのが特徴で、おやつや朝食、またワインのおつまみとして食されます。

 講師は同サークル代表の野田サチオ氏と奥様の千絵氏。タピオカスターチ、チーズ、卵、アーモンドミルク、油、塩の食材からパンの生地を作ります。次に型に生地を入れてオーブンで焼き上げます。

 パンを焼いている間は、会場を調理室から多目的ホールに移し、ブラジル文化紹介です。ブラジルの伝統武術「カポエイラ」の音楽紹介、またサンバの音楽と踊りなどを披露しました。

 その後調理室に戻って、焼きあがった「ポン・デ・ケージョ」をブラジルのジュース「ガラナ」と一緒に試食しました。「市販されているのとは味が少し違いますが、とてもおいしかったです!」との声がありました。

▲ポン・デ・ケージョ(チーズパン)の作り方を披露する野田氏(右)と千絵氏(左)
▲野田氏のタンバリンのリズムに乗ってサンバを踊る千絵氏(中央)

とちぎグローバルセミナー2023 ⑫「タイの常識!? 非常識!?」

9月2日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第12弾は、タイの文化や習慣をクイズ形式で学ぶセミナーをNPO法人デックタイグループが実施し、子どもから大人まで18名が参加しました。

 クイズのタイトルは「タイの常識・非常識」。参加者は、問題ごとに会場の真ん中にひかれた線の○×側に分かれ、その正解数を競います。問題の内容は、「タイの仏教は戒律がとても厳しく、結婚するときも自分がいるお寺の一番偉い僧侶の選んだ人としか結婚できない(答えは×)」、「バンコクではすでに駐車している車を塞ぐ状態で駐車することがよくあるが、その際サイドブレーキをかけてはいけない(答えは○」、「タイ人は甘い飲み物が好きなせいか砂糖入りの緑茶がたくさん売られている(答えは○)」など全部で15問。最後に正解数の多い人から商品が手渡されました。

 後半は、最近タイに旅行に行ってきたというデックタイグループ会員の大関眞子氏による「タイの観光案内」、そして同会理事長のラタナポン・タナノン氏による「タイの文化紹介」です。タイの観光の際の乗り物やショッピング、タイのあいさつ方法、有名寺院や地方のお祭り、人気の水上マーケットなど、さまざまな情報を紹介していただきました。

▲タイの常識・非常識クイズで○×に分かれる参加者
▲ラタナポン氏による文化紹介でタイのあいさつ方法を学ぶ

とちぎグローバルセミナー2023 ⑪「本格・簡単!インドカレーを作ろう!」

9月2日(土) とちぎ国際交流センター

 「とちぎグローバルセミナー2023」第11弾は、本格的なインドカレーを作る料理セミナーを学校法人アジア学院が実施し、14名が参加しました。

 講師は、インド東北部ナガランド州出身でアジア学院に勤務するルイパ・ヴェロ氏。料理セミナーに入る前に、まず地元ナガランド州の文化紹介を行いました。

 そしていよいよ料理開始です。アジア学院産の新鮮な食材(肉や野菜)、及びさまざまなスパイス(ターメリックパウダー、クミン、カルダモン、胡椒、ガラムマサラ、チリパウダーなど)を使って本場インドカレーを作ります。

 煮込んででき上ったカレーはご飯と一緒にバナナの葉の上に置いて完成です! ヴェロさんは手で食べる食べ方を披露し、参加者の皆さんも挑戦しました。

▲講師のヴェロ氏(右から2人目)からインドカレーの調理方法を学ぶ参加者
▲バナナの葉に盛り付けたカレーの食べ方を披露するヴェロ氏