2024年度(令和6年度)
8月
とちぎグローバルセミナー2024 ⑨七色土玉で器を作ろう!
8月31日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2024」第9回は、色の付いた七つの土玉を使用してカラフルなお皿を作成するセミナーをクリエイティブ・レインボープロジェクトが実施し、18名が参加しました。
講師は同プロジェクト代表で陶芸家・林香君さん。自ら考案した「七色土玉を使ったお皿作り」は、子どもから大人まで、ろくろを使わずに短い時間で色鮮やかなお皿を作ることができます。
まず講師が作り方を丁寧に説明しながら実演します。次に、参加者が作る番です。何色の土玉を使ってお皿を作るかを決めてから、土玉を取りに行きます。作業は自分の机の上で行います。用意した何色かの土玉を適当な大きさにちぎり練って丸め、これらの土玉を布の上に置いてお互いをくっ付けます。土玉の配列が終わったら布をかぶせ、砂袋で叩きます。叩くことで土玉がつながりだんだんとお皿の形になっていきます。形と大きさを整えたら、最後に皿の窪みを作るために型の上に載せて作業終了です。
参加者が作ったお皿は講師が持ち帰り、窯で焼き上げます。この世でオンリーワンの「マイお皿」。焼いた後、どんな色合いのデザインに仕上がるかが楽しみです! ※焼いたお皿は、後日TIAに取りに来てもらいます。
「令和6年度市町・県国際交流協会連絡会議」
8月30日(金) とちぎ国際交流センター
TIAは、毎年1回、県内市町国際交流協会を対象に、情報交換及び連携の強化を図ることを目的とした「市町・県国際交流協会連絡会議」を開催しています。
今年は11協会19名が参加し、日本語教室への補助金等、県内の日本語教育機関等の一覧表作成、今後のオンラインによる地域日本語教室の在り方、今後の組織の在り方、各種人材バンクの集約・県内市町での共有化、外国人の相談内容や通訳・翻訳依頼などについて話し合いました。また、今年度の各協会の事業計画から特徴的な事業についても説明がありました。
「外国人のための無料相談会in小山」への協力
8月3日(土)小山城南市民交流センターゆめまち
東京出入国在留管理庁主催の外国人のための無料相談会が小山市で開催されました。相談会では、在留資格、法律、生活、年金、子育て相談が行われ、日本語学習相談に関しては、地域日本語教育コーディネーターが対応しました。日本語を学習したい方へ、教室の案内や、学習方法の紹介等を行いました。
とちぎグローバルセミナー2024 ⑧LET’S!国際交流
8月10日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2024」第8回は、外国青年との国際交流プログラムの魅力を知るセミナーを栃木県青年国際交流機構(栃木IYEO)が実施し、11名が参加しました。
まず始めに、栃木IYEOの磯崎沙千さんが内閣府が実施している「青年国際交流事業」の5つのプログラム、「東南アジア青年の船」「世界青年の船」「国際社会青年育成」「日本・中国青年親善交流」「日本・韓国青年親善交流」の内容を紹介しました。
続いて、2023年に「世界青年の船」に参加した2名の大学生、神﨑るみなさんと大野耕太郎さんによる発表です。お二人は、さまざまな国から集まった外国青年との活動内容や、約1か月間の船内生活で大変だったことなどの体験談を話しました。「大切なのは英語力よりもコミュニケーション力」という言葉が印象的でした。
後半は、以前に「青年国際交流事業」に参加した栃木IYEOメンバー4名も加わり、2つのグループに分かれて座談会を行い、セミナー参加者からの質問などに答えました。
とちぎグローバルセミナー2024 ⑦日本の伝統芸能を楽しもう
8月10日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2024」第7回は、伝統芸能「能と狂言」を学ぶセミナーをグローバル・グループが実施し、23名が参加しました。
講師は日本謡曲連盟副会長の原田寛子さんと橋本房子さん。室町時代に生まれた「能と狂言」の違いについて、「能では面をつけるが、狂言では面をつけない」、「能の主人公は身分の高い人(ときに幽霊)だが、狂言は一般の人々」、「能のテーマは主人公の悲しみや苦しみなどをいかに美しく描き出すかだが、狂言は動物や植物を含めた人間賛歌」、「能は伴奏に地謡と呼ばれるコーラスと笛や太鼓などの楽器を使うが、狂言は伴奏がない」など分かりやすく説明しました。また、能で使用する楽器、能面、扇子などの実物を紹介しました。
基礎知識を学んだ参加者は、原田さんが出演された「羽衣」、「船弁慶」の動画の一部を鑑賞したり、講師のお手本を真似て謡(うたい)を体験しました。
最後に、会場に用意された太鼓や笛、扇子や能面などを実際に触れ、短い時間でしたが、参加者は「能と狂言」の雰囲気を味わうことができました。
とちぎグローバルセミナー2024 ⑥高校留学で海外に家族や友達を作ろう
8月3日(土) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2024」第6回は、高校生の海外留学の魅力を伝えるセミナーを公益財団法人AFS日本協会栃木支部が実施し、留学生のホストファミリーや留学に関心のある高校生など14名が参加しました。
AFSプログラムは世界で最も歴史のある交換留学制度です。留学生たちはホームステイをしながら現地の高校に通い、異文化理解を深めます。
本セミナーでは、同支部から高校留学の意義及び留学プログラムの説明に続き、栃木県からドイツに留学したボートライト舞紀さんとスペインに留学した吉田華菜さんが、留学体験談として現地での高校生活などを発表しました。吉田さんは、「留学2か月目ではスペイン語や授業がまったく理解できなかったが、8か月経つとスペイン語が話せるようになり授業も理解できるようになった。ホストファミリーに対しても家族のように言いたいことが言えるようになった」と話しました。
また、現在県内高校に留学している、カナダのネイサン・ソウタ・ングさん、スイスのルシエン・ムノナンビーアヤブさん、チェコのマティアス・ペルツさんの3名が、母国の文化や観光地、自分が通う高校の様子や日本の高校との違いなど紹介しました。
とちぎグローバルセミナー2024 ⑤アメリカの高校生と「レッツ ピーカ・ブ!」
8月1日(木) とちぎ国際交流センター
「とちぎグローバルセミナー2024」第5回は、アメリカの高校生と交流するセミナーを公益財団法人とちぎYMCAが実施し、小中高校生を中心に36名が参加しました。
アメリカ高校生は、とちぎYMCAが夏季キャンプとして本県に招へいした14名(及び引率2名)。今回の来県に合わせ、受入プログラムの一つとして本セミナーを行いました。
モデレーターの中川哲夫さんが日本語と英語で説明しながら、何人と話せたかを競う「自己紹介ゲーム」、拍手した数でその人数のグループを作るゲーム、大きな紙シートの上に横になった人の輪郭を描きそのシルエットから想像していろいろなことを話すゲーム、など体を動かすさまざまなアクティビティを行いました。
後半は、年齢や性別に関係なく自由に表現する「インクルーシブ・ダンス」です。音楽に合わせ、参加者とアメリカ高校生が一緒になって創造的なダンスを即興で踊りました。
短い時間でしたが、参加者は、陽気で活発なアメリカ高校生と楽しく交流することができました。